
いろいろな物に興味を持つ年頃のすぴ。
気になるありとあらゆるものにかじりつき、
納得いくまで具合を確かめている。
そんなすぴが、人間に興味を持たないはずがない。
特にささくれに対する執着心はものすごく、
一度噛んだら剥ききるまで放さない。
これは地味に痛い。
飼い始めた最初の頃から頭にひょいっと乗っかってきて、
髪の毛をかじっていた。(巣材として興味を持っていたのかな?)
前飼鳥ビーはけっして頭に乗ることはなく、
髪の毛にも興味を示さなかった。
(髪の毛をしばっているゴムにはご執心だったが)
だから文鳥とはそういうものだと思っていたのだが、
どうも全部がそうではないようだ。
頭の上にフンをされるのは避けたいので、
クセにならないようにとすぐ降ろしていたのだが、
頭部への興味はなくならないばかりか、
この頃エスカレートして、耳たぶをかじったり、
耳の穴にクチバシをつっこんだり、あろうことか飛び込もうと
するのであった。(すぴ、それは無理だよ…。)
この分では口やハナの穴に来るのも近い。
そして目だけは絶対に防御しなければならない。
「ダメ」と言っても無駄だろうから、用心するしかない。
とは言え、顔をつつかれて本当に痛いときは「痛!」と
大声を出して、しばらくそばに寄らせないようにしている。
すると、すぴは「ピャッ!ピャッ!」と「呼びかけ声」を発しながらも、
すぐに私のところには来ず、周りにある物をどうでもいい感じで
つついて回ったり、手に乗ってきても私に背を向けていたりする。
ちょっとは悪いと思っているのだろうか。
もし文鳥が一生のうち3つの質問にだけ答えてくれるとしたら、
そのうちの一つには必ず入れたい。
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